プエルトリコ
訪問レポート
中﨑宗家 プエルトリコ海外支部を訪問
8月29日未明、ルイス・ムニョス・マリン国際空港に、中﨑宗家ご一行が降り立たれました。そこはプエルトリコの首都サン・ファン。亜熱帯の熱気に包まれながら、熱い思いを抱いたクエバス教士・オテロ教士をはじめ、大勢の勇心門門下生及びご家族がお出迎え下さっていました。宗家先生による初の海外支部ご視察が実現した、記念すべき瞬間です。勇心門プエルトリコ、ひいては中南米、南北アメリカ全体をも率いてゆかれるであろうオテロ教士・クエバス教士の両名が、一致協力して勇心門をますます盛り立ててゆくことを誓って固く握手を交わし、勇心門の歴史に新たな一頁を刻んだのでした。
まずは各道場の視察。待ち焦がれた宗家先生のご登場に歓声を上げながら駆け寄り、握手を求める門下生たち。稽古が始まると、みな大変な集中力をもって全力で体を動かします。特に、ほんの一言二言ご指導を頂いただけで、突きの強さや蹴りの速さが劇的に変わることには誰もが感動し、夢中で稽古を続けるのでした。
特に、師範の方々に対しては、多くの時間が割かれました。空手のみならず、古武道や居合の特別稽古も行われ、勇心門の総合武道の幅広さと、技や理論の奥深さを再認識されました。
ご滞在中は、大勢の関係者に歓待頂き、プエルトリコでの勇心門の影響力と、勇心門の技と精神がどれほど現地の人々に必要とされているかを実感せざるを得ませんでした。
9月4日早朝、宗家先生は、現地の皆さんに惜しまれつつ、プエルトリコを後にされました。今回のご訪問を機に、プエルトリコにおける勇心門門下生の団結は一層強まり、他の中南米諸国や北米の空手界から勇心門に対する注目もますます大きくなることでしょう。
今回のプエルトリコご訪問については、現地の新聞でも大々的に取り上げられました。