空手道選手権大会

第29回 道統少林寺流 勇心門
東京都空手道選手権大会(選抜)

2022年9月18日(日曜日)
勇心門１０周年記念　第29回東京都空手道選手権大会が開催されました。
都内各地区からの選抜選手たちが集い熱い戦いを繰り広げました。
又、今回はプエルトリコからクエバス教士が１１日間来日し、宗家の特別研修を受け大会では審判として参加いたしました。
勇心太鼓に始まり御来賓の方々の前で先ず代表者による試割の演武が披露されました。
様々な組手技を使った板割から、ブロック割、豪快な瓦割の試技がなされ、これから始まる試合への期待が高まるオープニングとなりました。
又、有段者二十数名による迫力溢れる棒術、各階級黒帯による容の演武、
代表師範による中﨑宗家直伝容「抜塞」「公相君」、釵術（双流鉄尺）、徳嶺の棍を披露いたしました。
当日は台風14号の影響で各地に豪雨被害がありここオリンピックセンターのある都内各地区ではかなりの被害が見られました。
各階級の試合が始まると会場の屋根に打ち付ける激しい雨音に負けじとばかりの気合と白熱した気迫に満ちていました。
尚、一般男子組手試合では高橋佑弥選手が3年振り（第26回大会出場）の出場で優勝を飾りました。プロで培った至近距離からの素早い攻撃力が勝利に繋がった様です。又、今回の最優秀選手賞（会長賞）は中学生男子大島伊織選手、敢闘賞は高校生女子望月茉莉亜選手が選ばれました。
若い二人の受賞はこれからの勇心門の明るい未来を予測しているかの様でした。