第2回古武道棒術演武大会
第2回古武道棒術演武大会
2023年2月19日(日曜日)
杉並区ホール座・高円寺にて第2回棒術演武大会を開催いたしました。
昨年は一般中心の大会でしたが今年は高校生も参加し若さとエネルギーに溢れた大会となりました。
棒術の特徴や徒手空拳とは違った面白さもあり稽古に力が注がれたところが大会の充実に繋がったようです。
昨年の優勝者が一回戦敗退という番狂わせもありましたが新人が台頭した大会となりました。
試合前に女性3名による武家舞の演舞も大変凛々しくまた強さの中に美しさがあり華やかな始まりとなりました。
小学生代表による五十四歩の容、山下師範による双流鉄尺、小野師範による徳嶺の棍と続き会場の空気もよりひき締まりました。
女子も男子も僅差でのトーナメント戦を勝ち上がり誰が勝ってもおかしくない仕上がりとなりました。
昨年の経験を活かし落ち着いた雰囲気の中にも武道としての駆け引きを感じられた試合運びとなりました。また、力強さもさることながら回を重ねるごとにのびやかになる高校生の善戦が印象に残りました。
ご宗家の講評も昨年の大会からの努力を認められ、今後に更に期待する旨を告げられました。
開会宣言・選手宣誓
高校生による選手宣誓
演武
武家舞
小学生による五十四歩
双流鉄尺
徳嶺の棍
女子の部
男子の部
審判による協議の様子
真剣に観戦する高校生
決勝戦
表彰式
優勝 稲葉醒旺 参段
準優勝 小野千尋 五段
三位 望月茉莉亜 弐段
優勝 黒澤佑太 四段
準優勝 吉田泰司 四段
三位 梶原健次
新人賞 梶原健次
五十四歩の演武を行った小学生
遠藤統護 初段 山田実穂 弐段
宗家講評
ご宗家の講評においては、棒は刀への対処法を想定したものであること、また、その対処法として刀を棒でどう受け止め打ち込むか、という貴重なお話を伺うことができました。
主な大会・定例行事